れもんいろの爆弾

諸々の感想/旅行記/ フランス語学習

れもんいろの爆弾


パリへ留学 〜ビザ申請〜

 毎日毎日、本当に暑い日が続きますね。玄関の扉を開けると、朝から太陽の光の殺人的に白くてそれに目が眩んで一回は扉をしめてしまいがちです。そんな暑くて眩しい中、ラスボス・ビザ申請、ついに行って参りました。

  私が行ったのは、予約なしでもOKな水曜日。10時半から受付とのことで、念のため、10時に広尾のフランス大使館に到着するようにしました。(余談ですが、広尾では元気よくセミが鳴いてて驚きました…私の家の近所ではまだ全然だったので…セミ怖い…)

 いうて、そんなに人いないでしょ、とたかをくくって到着したら、目に飛び込んできたのは大使館前に並んでいる人の列。ざっと15人くらいいたでしょうか…。

 

みなさん、くるの早すぎでしょう…暑さのせいもありましたが、その光景をみてドッと疲れてしまいました。めげててもしょうがないのでサッとその列に加わりましたが…めちゃくちゃ暑い屋外でじっと待っていることがもう本当に苦痛でしかなかったので、謎のコミュニケーション力を発揮して、隣の学生さんに話しかけ、留学先のことや大学のことなどを喋りながら、どうにか乗り切りました。

ビザ申請をしたのが4年前のことなので、部屋の様子や手続きの手順などほとんど覚えてなくて、本当に私はここに手続きをしにきたのか?と疑問に思うくらいでした。

そういえば、部屋に入る前のセキュリティーチェックをする人がたった一人で、外の人に呼びかけつつ、一人一人、対応しているのすごく大変そうでした。呼びかけ係、一人くらい増やしてあげたら…って感じでしたね。ご苦労様です。

その人にパスポートを渡し、名前と生年月日を用紙に記入し、手荷物検査等が終わりましたら、受付番号をもらってついに申請部屋(?)へ!部屋の中を涼しくて天国でした。もうクーラー万歳。

そこで受付番号を呼ばれたら窓口へ速やかに向かいます。ここで担当している人がフランス人だと、番号をフランス語で最初言うので注意です笑

Bonjour!と言われたので、普通に返したら、「お、フランス語喋れる?」と聞かれてしまい、少しね、と返したら、そこからは全部フランス語でのやりとりになってしまいました。挨拶くらいみんなフランス語でするんじゃないの?!って感じでしたが、担当の人、嬉しそうだったので良しとします。

提出した書類に関しては、「フランス到着日」を先日変更したのに、それを書き直すのをすっかり忘れてて、慌てて、その場で直しました。フランス人のお兄さんには「本当に29日?28日じゃない?」と笑いながら言われました。若干、不安になりました(チキン)他に不備はなく、この大学行くんだね〜、あ、一回フランスに住んでたんだねなるほど〜というお兄さんの言葉に、相槌をうってたら、終わってました。あ、でも最後に申請料金をバババって言われたのには即座に理解できませんでした。数字はいつまでたっても聞き取るの苦労します。

書類提出し終わると、次は、申請料金(50ユーロ相当の日本円)支払いです。また、名前呼ばれるまでほんの少し待って、呼ばれたら支払い用のブースに入ります。ここでは、お金を払うだけでなく、指紋認証とビザ用の顔写真を撮影します。この作業をしながら、本当にこんなこと前の申請時にもやったっけ…と思ってました。自分の記憶力のなさにドンびきです。

指紋認証はまず両手の親指を除いた8本を認証させるんですが、この時、私の指紋はなかなか読み取ってもらえず、担当の方に「小指!小指もっと頑張って!」と5、6回言われて恥ずかしかったです。(8本がおわったら、次は親指です。)

写真撮影は、設置してある普通そうなデジカメで撮られます。1時間近く外で待機して、汗だくメイクドロドロ状態だったので、ビザを見るのが恐ろしいです。あ、そういえば髪が長い場合は、髪を耳にかけて、耳を出さないといけないみたいです。

支払い、指紋認証、顔写真撮影が終了したら、パスポート受取票?みたいなのをもらって、手続き完了です。交換留学生なので、ビザは普通におりるでしょう。出国前手続きの一番重要案件を片付けられて、ホッとしました。(そのあと大学で修論中間報告会があって、すぐにドキドキ状態に戻りましたけどね)

 

今回学んだことは、

・予約なし受付は開始時間より前にも関わらず、かなりの人がすでに待っている

指紋認証が最難関

の2点ですかね。(しょうもないですね。)

 

次は、保険加入やら、留学中に切れてしまう免許の更新をしないといけません〜まだまだやることあります。